治療費の記録と飼い主の備え
「うちのうさぎ、くしゃみが多いな…」「食欲がないみたい…」
そんな愛らしいうさぎの小さな変化に気づいたら、それは副鼻腔炎、胃腸うっ滞、鼻炎といった病気のサインかもしれません。これらの病気は、複数の症状が同時に現れたり、慢性化したりすることもあります。
今回は、大切なうさぎがこれらの病気で何度も通院治療を行った際の費用を、同じようにうさぎを飼っている方にとって、少しでも参考になればと思い共有させていただきます。
うさぎに多い副鼻腔炎・胃腸うっ滞・鼻炎
うさぎはデリケートな生き物で、消化器系や呼吸器系の病気にかかりやすい傾向があります。
- 副鼻腔炎/鼻炎: くしゃみや鼻水、呼吸音の異常などが主な症状です。放置すると慢性化し、治療が長引くことがあります。
- 胃腸うっ滞: ストレスや食生活の乱れなどで胃腸の動きが鈍くなり、食欲不振や糞の減少が起こります。命に関わることもあるため、早期発見が非常に重要です。
これらの病気は、日頃からうさぎの様子を注意深く観察することで、いち早く異変に気づいてあげることができます。
【記録】うさぎの治療にかかった費用
動物病院での丁寧な検査と診断の結果、うちのうさぎは複数の病気の治療のため、複数回の通院が必要となりました。その治療費は以下の通りです。
- 診断書費用(副鼻腔炎/胃腸うっ滞):880円
- 通院費(副鼻腔炎/胃腸うっ滞):4,400円
- 通院費(副鼻腔炎/胃腸うっ滞):6,270円
- 通院費(副鼻腔炎/胃腸うっ滞):4,950円
- 通院費(副鼻腔炎/胃腸うっ滞):6,380円
- 通院費(副鼻腔炎/胃腸うっ滞):22,560円
- 通院費(鼻炎):52,415円
- 通院費(胃腸うっ滞):7,590円
- 通院費(鼻炎/胃腸うっ滞症候群):7,590円
- 通院費(鼻炎/胃腸うっ滞症候群):5,830円
- 通院費(鼻炎/胃腸うっ滞症候群):9,405円
- 通院費(鼻炎/胃腸うっ滞症候群):13,200円
- 診断書費用(鼻炎/胃腸うっ滞症候群):1,650円
- 通院費(鼻炎/胃腸うっ滞症候群):5,445円
- 通院費(鼻炎/胃腸うっ滞症候群):7,755円
- 通院費(鼻炎/胃腸うっ滞症候群):16,775円
- 通院費(副鼻腔炎/胃腸うっ滞):6,050円
合計:189,170円
これは、あくまでうちのうさぎの治療費の合計です。病状の程度や治療内容、通院回数、必要な検査などによって、医療費は大きく変動します。今回の記録からもわかるように、慢性的な病気や複数の症状が重なると、治療費が膨大になることもあります。
知っておきたい「もしも」の備え – ペット保険という選択肢
今回の長期にわたる治療を通して、改めて感じたことがあります。それは、予期せぬ病気やケガに備えておくことの重要性です。
小動物には、人間のような公的な保険制度はありません。だからこそ、ペット保険という選択肢を知っておくことが、私たち飼い主にとってできる備えの一つです。
ペット保険に加入していれば、今回のような高額な通院費や、もし入院が必要になった場合でも、治療費の一部または全額を補償してもらうことができます。これにより、経済的な負担を軽減し、大切な家族であるうさぎに、安心して必要な治療を受けさせてあげることが可能になります。
愛らしいうさぎとの穏やかな日々を長く守るために、万が一の事態に備えて、ペット保険について一度検討してみてはいかがでしょうか。
